2018/03/23

ETFの本質はETではなくFのほう

ETFがなぜ普及しないのか? という話題はブログの初期に書いたことがあります。

今見たらずいぶんと鼻息が荒い気がしますがご容赦を・・・
参考記事:どうしたらETFが普及するかは、なぜETFが普及しないのか考えれば明らか

今回はもう少し単純なことを提言したいと思います。


ETFって何の略でしたっけ

本質的な話ですが、ETFはExchange-traded Fundつまり『市場で取引可能な投資信託』のことです。

ということは、ETFの本質はFundつまり投資信託であるということです。

言い換えると、投資信託を上場して市場で取引できるようにしたものがETFということです。(そのまんまですが・・・)

ということで、一般的なミューチュアルファンドとの違いだけを見れば、市場で取引可能ということが大きくクローズアップされることになり、ETFの本質は『市場で取引できること』のように勘違いしがちなのではないでしょうか。

それはそれで大きな特徴ではありますが、単に売買するだけなら先物でもCFDでも良いはずです。

その結果、「市場での取引がしやすくなればETFが普及しやすくなるのでは?」というようなずれた方向の改善を優先してしまうことになっていると思います。(それも重要ですけど)


まずはファンドとして魅力的な商品を

日銀がガバガバ買い込んでいる日本株ETFはともかく、その他のETFの純資産が伸び悩んでいる理由は使い勝手の悪さ、流動性の低さもさることながら、ファンドとしての魅力に欠けることが大きいのではないでしょうか。

ファンドの魅力とは、すなわちTOPIXやMSCI KOKUSAIといった基本的な指数に連動するファンドならとにかくコストの安さ、それ以外であれば投資家が欲しくなるような特徴を持ちなおかつ低コストであることだと思います。

以前はコスト面でミューチュアルファンドに優っていましたが、今では逆転していますし、国内株ETFも純資産がいくら増えてもコストを下げようという努力は見られません。

またニッチすぎる指数や、無理やりひねり出したような意味不明な指数、マーケットニュートラルなど独自性があってもコストが高すぎるファンドなど、やはり魅力的と言えるようなものが出ていないのが実情です。

まずは基本的なインデックスファンドをミューチュアルファンドよりも『必ず』低コストになるように設定することが必須ではないでしょうか。その上で、安心して売買できる環境を整えてやれば、コストに敏感な投資家の心を掴むことはそう難しくないと思います。
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