2018/03/04

非課税枠を使いきれなくても、じゅうぶん貯まります

資産形成の手段として、つみたて投資にまでたどり着いておきながら、

「額が少ないから投資しても意味がないのでは?」
「非課税枠を使いきれない人は投資している場合ではない」

などと考えて、実行に移すまでのモチベーションが盛り上がらない人もぼちぼちいるそうです。

そんなことはないという話です。


積み立て投資は、貯蓄の一部に割り当てるもの

つい先日、『つみたて投資は貯蓄です』という記事を書きました。

内容としては、毎月残すお金のうち貯金に回すか投信に回すかの違いなので、貯蓄と考えるべきだというものです。

また以前にも『つみたてNISAは月1000円投資でもいいんですよ』という記事も書いたことがあります。(内容は薄いですが)

できる分だけやっておけばよく、全部使い切らないともったいないという考えは危険だという内容です。

貯蓄の元手はなんとしても確保すべきですが、投資は全力でやらないといけないわけではありません。

貯蓄のうちごく一部を投資に割り当てればいいのです。


40歳からでも結構積み上がります

まずiDeCoが月2.3万、つみたてNISAが月3.3万の枠とすると、全て使い切った場合で月5.6万円ということになります。

これを基準に、40歳から59歳までの20年間、毎月5万円を普通預金に入れていったとすると、それだけで1,200万円積み上がることになります。なかなかの金額ですね。

これで十分かどうかは人によると思いますが、1,000万あれば一般庶民としてはまずまず安心できるのではないかと思います。(あくまでも老後の年金に足す資金としての話ですよ)

では、そのうち(例えば)月1万円を積み立てNISAで株式ファンドに割り当てるとして、残りは全部預金を積み立てるとしたらどうでしょうか?

1,200万のうち預金が980万、残りの240万が株式となるとなんだかバランスの取れた資産形成のような気がしてきます。

投資のリターンを予測することは不可能ですが、少なくとも、全てを貯金した場合よりは増えていることが期待できるはずです。

投資のリターンは、いわば価値が不安定であることへのボーナスですから、これに全てを割り当てることはないはずです。

非課税枠を使い切らなくても何も問題ないことがわかりましたね。


この議題で忘れられがちなこと

まず一つめは、非課税口座は運用益にかかる税金がゼロになるだけですから、税金のせいでマイナスになることはないということです。

ということは、単に「投資をするなら非課税枠を使った方がお得ですよ」というだけの話であることがわかります。全部使うとか、使いきれないとかで悩む必要がないのです。ただのボーナスですから。

ではiDeCoはどうでしょうか。

iDeCoではつみたてNISAと違って、ちょっと利率が物足りませんが定期預金も扱いがあります。また、拠出全額が所得控除になるという別の利点があります。

iDeCoは税金が帰ってくるので、投資以外の分もできるだけ多く割り当てましょう

ということになるかと思います。


本当に大事なことは

長々と書いた文章にも、実は二つ重要な前提条件があります。

生活防衛資金は別で確保しておきましょう
月々の収支を黒字にしておきましょう

これがあって初めて、資産形成が可能になります。

前者は並行して行ってもOKですが、その分資産形成に回すお金は減らさないといけません。生活防衛資金が足りてないうちに、解約できないiDeCoに全てを割り振るわけにもいかないでしょう。

後者は、まあ、なんと言いますか当たり前のことですね。やはり節約が大事です。

それではこのへんで。

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