2018/01/27

『理論上最高』の選択に『継続可能性』のフィルタをかけよう

インデックス投資はとても手間がかからない方法なので、ついついより良い方法はないものかということばかり考えてしまいます。

実際、ネットの情報を見ても「これがもっとも効率が良い」とか「このファンドが最強」という話題はたくさんありますね(自分も書いたような気がします)

ただここで忘れてはいけないのは、本当の『ベストな選択』というのは、自身が継続できるかどうかという点ではないでしょうか。やはり長期投資ですからね。


「自分でやれば安上がり」という言葉は確かにそうなのですが、言うのは簡単で実行するのはなかなか難しいというのは、料理とかDIYなどで骨身にしみている人もいるはずです。

そしてそういった場合、そこそこ満足できるところまで自分でやって節約し、面倒なところは出来合いのものを使うという妥協案を選択しているはずです。(カット済みの野菜とかレトルトのカレーとか)

この考えを資産運用に適用できない人が案外多いように思います。頭は柔らかくした方がいいですよ(^^)


定期的に見直しを行えるか

なんらかの基準に合わせて、資産の内容や積み立ての比率を調整するという方法は常に監視が必要です。『リバランス』という行為がしたくてたまらない人もいるみたいですが・・・いずれ、疲れます。

三つのファンドを全世界時価総額比で組み合わせるというのも、年一回程度とはいえ変動していないか監視はする必要があります。

そしてめんどくさくなって全世界株ファンドに切り替えたとしても、またコストのことが気になったりして分けようとなったりもします。

途中でめんどくさくならないためには、

『株式の内容は、全世界にそれなりに分散できていればその配分は問わない』

というような、ゆるいルールを決めておくというのも一つの方法だと思います。こうすれば、方針は変わっても常に全世界に投資していることになり、売却の必要も無くなります。

自分で考えることは、せめて、同じ対象のなかから最良の商品を選ぶことくらいに単純化したいものです。


売る時のことを考えているか

積み立てるだけなら、ほったらかしておくということもできますから、たとえ保有ファンドが20、30になったとしても特に問題はありませんが、積み立てが終了して、いざ取り崩すときには面倒なことになってきます。

また、取り崩すとまではいかないものの、新たな資金の投入が途絶えてから、途中で大きな下落があった場合、複雑な構成だとコントロールが難しくなります。

実際には方針に合わせた比率になるように計算して売却したり、現在の保有資産の比率通りに売却するという方法をとることになるのですが、1つより2つ、2つより3つと数が増えるほどに面倒くさくなってきます。

一本で済むならその方がいいでしょう。その際のコスト増は必要経費です。どこまでシンプルにするのかはその人次第ですからよく考えましょう。

これについてはあらかじめ決めた通りに運用してくれるサービスが無料で存在していますので、それを利用するというのもありです。(松井証券の投信工房)

投信ポイントはせいぜい年率0.05%程度ですが、これが欲しいために一本の投信で済ませた場合に0.1%程度高い商品を選ぶとすると、トータルでのコストは逆転してしまいます。

僕は今の所SBI証券を利用していますが、初年度のつみたてNISAの非課税が終わる20年後までには、他の証券会社でも同様のサービスが広まることを期待します。
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継続性・永続性・接続性

自身の継続性はもちろんですが、
銘柄の永続性の方が先ですね。無料通話を1年もたたずにいきなり終了していしまう系列の海外ETFの小売りや儲からないと簡単に償還してしまう国内最大手の証券会社の投資信託は、つみたてNISA20年を待たずして撤退のリスクも心得ていたほうがいいです。なししろ、これまでも突然の撤退や変更が多数ありましたので。
利益がたくさんのった状態で売却して、2割の課税を受けて
他の銘柄に乗り換えるとなると、低コスト化以前の0.5%程度の
投信の方が結果的にリターンがかなり上回ります。
もう一点大切なのが、遺産相続ができる環境です。
ネット専用eMAXISシリーズだと、持っていることが多いゆうちょ銀行系で、投信口座を開設して引き継ぎ可能ですが、Slimシリーズだとネット証券の口座を新たに開設してということになります。遺産相続なので平均的に、残された相方は80代、子供も60歳ぐらいでしょうから、新たにネット証券であれこれは考えられないと思います。
資産を継続するためには、運用会社が取り扱いを止めないという永続性、資産を引き継ぐための接続性が重要です。
ことことを抜きに、コスト追いやポートフォリオの優劣を語っても
現時点での語りであり、将来への語りにはつながりません。

Re: 継続性・永続性・接続性

たいへん含蓄のあるご意見、ありがとうございます。
『どの商品が残るか?』 を予想するのは、『どの銘柄が一番儲かるか?』と同じくあまり考えすぎない方が良いと思います。
楽天や野村が以前そうだったからと言って、今後もそうとは限りませんし、野村と楽天以外なら安心かというとそうでもなく、コストが最安でない商品が生き残るかというと、これもまたそうではないので、結局予想はつきません。
(むろんその懸念がある商品を避けたいと考えている人を否定するものではありませんし僕も少しは考えます)

まあ商品がなくなってしまうと困るのは確かですが、それによって大損するということはなくあくまでも理想の結果より少し低くなるという程度のことですので、資産形成の大勢には影響しないと考えます。