2018/01/21

インカム資産との付き合い方

インカム資産とは、値上がりよりも利息や配当金といった、払い出される収入を主な目的とする資産のこと、とここでは(かなり広く)定義します。

具体的には債券、REIT、高配当株などです。キャッシュや確定給付年金も含まれるかもしれませんね。

これを資産配分に組み入れるかどうかについてよく議論されますので、現時点での僕の考えを述べようと思います。


インカムを受け取るつもりならば有り

そう、収入が目的なのです。たとえば一定額の収入を得ることで安心したいというような人(すでにリタイアして収入が途絶えた人や、単に現金収入がないと安心できない人など)には向いているでしょう。

逆に言えば受け取るつもりがないなら、わざわざインカム資産を選ぶ必要がありません。分配を行わないREITファンドや高配当株ファンドはインカムをキャピタルに変換してしまいますから、そういった矛盾を孕んでいます。

値動きが市場平均とは違うという点にのみ注目して、分散効果を期待する分には多少の意味はあるかもしれません。しかし、多くの場合REITや高配当株は、株式市場平均に含まれています。(日本は例外)

世の中には高配当戦略というものがありまして、それが市場平均を上回る可能性があると考えている人にとっては積極的な理由になるかもしれませんが、それはただの賭けです。

債券にも同じことが言えるのですが、債券の利息はそもそもとても額が小さいこともあり、またキャッシュと似た性質もあるということもあり、自分としてもしっかり評価しきれていません。よほど高額の資産をお持ちの方にはまとまった額の収入になるかもしれませんが、僕のような貧乏人には縁のない話です。

債券に関しては収入そのものよりも『値動きが比較的安定していること』ということも期待していますので、相場観を全く無視するのであれば長期的にはキャッシュよりもリターンが高くなるはずですから、リスクを下げる目的でキャッシュの代わりに無分配の投信を組み入れる価値はあるのではないかとは考えています。


資産形成期には不要

これはあくまでも個人的な見解ですが、資産形成期には配当や利息を受け取る必要がないので、(債券以外の)インカム資産は不要と考えています。現金収入は、本人が安心するかどうかだけの話です。

バランスファンドやロボアドバイザーのようにコントロール不能な商品に含まれているならともかく、自分の意思でわざわざ資産運用を複雑化させるほどの効果はないでしょう。

あくまでも株式と債券といった大まかで違いの大きい二種類に絞るべきだと考えます。

いずれくるリタイア後に、元の資産を取り崩さずに暮らしていきたいと考えているならば、その時にインカム資産のETFなどに置き換えて、受け取る準備をしておくというのは検討に値すると思います。

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