2017/12/29

つみたてNISA戦争に思うこと

年末ギリギリまで、つみたてNISA対象商品の値下げ合戦が繰り広げられていましたね。

この調子だと年が明けてからも続くのかもしれません。

僕もさすがにショックが大きかったので、たわら先進国株からeMAXIS Slim先進国株に積み立て設定を切り替えました。

それにしても彼らはいったい誰のために戦っているんでしょう?

どうも日本の運用会社は、そこがよく見えません。どれを買っても同じように見えてしまうのです。

今日はそれに関するひとりごとです。


何を考えているのかわからない会社はちょっと怖い

新商品を出すのはいいのですが「魅力的な商品を用意しました! みなさん買ってくださいね」くらいのメッセージしかないので、いったいどのような思いで開発したのかはあまり伝わってこないのです。

シリーズ展開を立ち上げる時にはそれなりのビジョンが語られますが、その後のアクションは特にないのが残念です。

相次ぐ値下げも、基本的には新規設定の商品に追従するだけですから、投資家の利益を思ってのことなのか、それとも単なる会社のシェア争いなのかわかりません。

それでも商品に罪はないので、良い商品には投資させていただきますが、もう一声欲しいというのが本音です。


投資家にとっての利益が運用会社の利益になってほしい

個人的な印象で言いますが、Vanguardのように明確なビジョンを持ちそれに忠実に行動するような会社は信頼できると思っています。

つまり、投資家のために尽力することで会社の利益につながるという構図が見えてくると、我々投資家としても『フィデューシャリー・デューティ』という言葉に魂が入ったように感じるのです。

そのためには常日頃から繰り返しこのことについて発信し、投資家を教育し、そして宣言したことを実行し、信頼を勝ち取らねばなりません。

ところが日本の運用会社の場合、たいていは他の顧客向けに売っている、(運用会社が)高収益なぼったくりファンドのほうが収益の柱ですから、よほど強いメッセージを打ち出さない限りは信用されないでしょう。

お上の号令があった途端に急激な値下げが始まったあたりもよくないです 笑

ただ身を切るだけではスーパーやガソリンスタンドのチキンレースと同じですから、値下げをしても利益が出るような会社の体質改善も必要でしょう。


できれば長く付き合える商品を

次から次へと出てくる新規設定ファンド。それ自体はまあ、悪くはないのですが、結局のところまた既存保有者をほったらかしにしていくのかという印象が募ります。

途中でおいそれと売却するわけにはいかない、つみたてNISAでこのようなことが(今後において)横行するとまずいでしょうね。

信じて買った人がその恩恵に与れるような方法で健全に競争していただきたいものです。

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