2017/12/22

ベストなものが存在しない全世界株、選び方

前回の記事で、初心者に勧めるなら一本で全世界の株式に投資できる商品が最適、ということを書きました。

参考記事:これから積み立て投資を始める初心者にすすめるならどのファンド?

全世界株式インデックスファンド(日本抜きも含む)は何も考えなくて済む素晴らしい商品ですが、まだ完璧なものが出ていないという感じがどうしてもあります。

そういった時どうすればいいか、考えてみました。参考までにどうぞ。


妥協から始まるインデックス投資

まず完璧なものは(まだ)存在しないと諦めをつけることです。そして理想の商品が出るまでの運用商品を選びましょう。

理想のものが出たら速やかに乗り換えれば良いのです。

最も重視している点を一つ決めましょう。それだけは譲らない、それ以外は妥協も可と切り分けます。

諦めが肝心です。インデックスファンドは大儲けの可能性を諦めた代わりに、労せずして平均的なリターンを得るわけです。商品選びも同じと考えるべきです。

いくつか選択肢を提示してみます。


日本も含めて一本で投資したい場合

→楽天全世界株、EXEグロ株

これは直球ですが選びやすいです。

配当課税が多重にかかることや、ETFを買い付ける方式のために、投信の運営者が譲歩できる報酬額には限界があることなどはすっぱり諦めましょう。

下手な考えはリターンを低下させます。インデックス投資は余計なことを考えないアホになった方がうまくいくのです。たぶん。


コストを最優先に考えた場合

→野村外国株

配当に対する多重課税を考慮した、実質的な運用コストでは野村外国株が最安であると言われています。(実際のコストが判明するのは一年後のため推定)

日本が含まれてなくても良いという人や、日本には別で投資するから外国株を全部まとめて欲しいといった人も一押しになるでしょう。お手製世界株を簡単に実現できるのも良いところです。

唯一の弱点は、購入手段がつみたてのみに限られていることです。スポット購入のみ、同じ対象に投資する商品の『三井住友全海外』(名前が長すぎるため省略)を使うとか、コストを重視するなら先進国株だけを買い付けるとかで対処しましょう。

つみたて設定を1日だけ変更して、つみたて扱いでスポット購入してすぐに設定を戻すという技もあるにはあります。


理想を追求したい人

→お手製全世界株

最低コストで、最小の手間で、最大の分散を実現する、最強の一本、そんな理想の商品が出るまでは手間を惜しまず手動で連動させ続けるというイバラの道。

そこまでの情熱があるならもうそのままやればいいのでは・・・?

ということに気づいてはいけない、指摘してはいけない。

利点としては、一本にまとめた商品よりも運用管理費用が安く設定される可能性があるというところ。

でもそれを言ったら理想の商品が出ても手間以外の点が改善しないのでは? という気もします。


理想は追求するが、面倒が勝つ人

→先進国株

ぐうたらの成れの果てです。

カバー範囲が格段に狭くなるのが問題ですが、現状ではほぼ世界のほとんどを先進国で占めていますので、今後新興国が新興国のまま、その占有率を上げてこない限りは問題が出ることも少ないでしょう。

また新興国の為替や株式市場が開放的になり、制限が少なくなることで先進国に移籍することもあり得ますので、投資適格と認められた国だけに投資するというのはそれほど悪いことでもないかもしれません。

僕はとりあえずこのぐうたら案を採用しようと思っています。今後良い商品が出てきたり、野村外国株のほうが良いと思った時には乗り換えるかもしれません。


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