2017/12/05

積み立て投資は「収入の複線化」そのもの

たぱぞうさんのブログの、生活防衛資金はいくら必要なのか?という記事に触発されてこのエントリーを書きます。

といっても生活防衛資金の話ではなく、収入の複線化という話が出てきましたが、それについて確かにその通り! と共感したので書きました。

株式投資も債券投資も不動産投資も太陽光投資も本質的には同じという話です。


キャッシュフローは変わらなくても、収入は増えている

以前から言っている通り、積み立て投資の目的は将来のための資産形成です。

今すぐキャッシュは不要ですので、全て内部で再投資される投資信託を利用して積み立てています。

iDeCoに到っては給与所得に対する課税すら繰り延べています。受け取れるのは何十年も先の話です。

というわけで、積み立て投資をしているからといって、キャッシュフロー(手取り)が増えることはありません・・・。
(むしろ可処分所得は減る)


では、無分配投信では資産が膨らむだけで収入は増えないのかというと、そうではないのです。

資産額が増加しているのが何よりの証拠です。

キャッシュを受け取らなかった分、資産が増えているのだから同じことなのです。お金を使わなかった分貯金が増えるのと同じです。(伝わりにくい例)

積み立てているせいで、その本質がわかりづらくなってはいますが、仮に積み立てを止めてしまったとしても資産は成長し続けます。

ですから、積み立て投資で資産を形成する行為は、まさに「収入の複線化」そのものなのです。

積み立てという行為自体は、その「別の収入源」を積み増していってるだけです。
方法の一つであって本質ではありません。


分散投資の本質は「複線化」

リバランスだとか債券はリターンが低いから入れるだけ無駄だとか、よく語られるマニアックな話(これマニアックな話なんですよ、当たり前みたいに語られてるけど)は置いといて、

分散投資の本質とは、まさにその収入の複線化というキーワードがぴったりはまると思います。

たとえばJ-REITと先進国株投信を保有していれば、国内の不動産と先進諸外国の株式に収入を「複線化」
債券ファンドも持っていれば、債券の利息も収入源になりますね。

そしてインデックスファンドであれば、その中身は何十、何百、何千もの対象に「複線化」されているわけです。

ここに現物不動産や太陽光発電、会社経営による事業収入やブログのアフィリエイトなんかを加えたとしても、やはり同じです。収入源を複数用意するということが分散投資そのものなのです。

リバランスだとかそれぞれの投資効率だとかは小手先のテクニック、はっきり言って枝葉の話であるということはご理解いただけたでしょうか。


少し話が逸れてしまいました。


インカム派とグロース派の違いとは

たとえば突然働けなくなったなどで給与収入が途絶えた時には、キャッシュフローがあると安心できるような気がするかもしれません。

しかしそれも、資産を売却すれば必要なだけキャッシュに戻すことができます。考え方の問題です。本質的には同じことです。

とはいえ「資産を全く取り崩さずに」という条件をつけるとすると、無分配投信による資産形成では不可能ということになってしまいます。あらかじめたくさんのキャッシュを持っておくべきという答えになります。

高配当株重視の人や不動産投資が好きな人など、インカム派の人とはその点の考え方が少し違うのでしょう。

最終的な資産の増大という目的の点で言えば、課税は繰り延べたほうが得ですが、安心してリスクをとることができるという点では、キャッシュフローがあったほうが有利ですからどちらが良いという話でもないと思います。

両方を組み合わせるのもありでしょう。

目的が同じでも、そのスタイルは多種多様で良いと思います。
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