2018/11/08

『生活防衛資金』が実際に守ってくれるもの

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資産形成家のいぬデックスです。

WATANKOさんがブログ記事で提起されています。

要約します。
投資は余裕資金で行なっているのだから、余裕がなくなったら真っ先に投資額を減らすべきなのでは?
(間違ってたらすみません。連絡いただければ訂正します)

今回はこれについて改めて考えてみます。


「投資は余裕資金で」の原則

バンガード社によると、昇給したら支出を増やすのではなく、昇給分を投資へ回して今まで通り暮らしましょうと説いています。余裕資金が増えたらその分投資の額を増やせということです。

ということは、逆の現象が起きた時(収入の低下、失業、休職など)に真っ先に減らすのは投資に回す額、ということになりますよね。余裕が減るのですから、原則に基づいて判断するそうなります。

怪我や体調不良による収入の低下、他にも子供の誕生や住宅購入など人生のステージの変化による支出の増加は景気とは関係なく訪れるイベントですから、平時ならばその時の余裕の状況に応じて投資に回す額を調整することになると思います。ここまでは問題ありません。


一時的なトラブルにつまづかないためかも

怖いのは、景気が悪い時(=投資の成績が悪い)にアクシデントが起きてダブルパンチを食らうことです。ここでうっかり引退後の資金を使い込んでしまわないように、キャッシュなど安全資産を用意しておこうというのが『生活防衛資金』なるものの正体ではないかと思います。

また、株価が下落している時というのは安く買えるチャンスでもあります。合理的に考えれば家計が苦しい時に投資を減らすのが当然ですが、投資で大きく儲けるためには合理的でないことをする(他人が売りたい時に買う、買いたい時に売る)のが良いとインデックス投資の本にも書いてあります。これを実行するための原資とも言えます。

たとえば怪我などでしばらく働けないといった状況ですと一時的に収入が激減したりしますが、いずれは復帰することが想像できますので、しばらくの間、平時と同じように生活しつつ投資も続けることができれば将来的に大きなリターンとなって返ってくるでしょう。

実際には生活を守るためではなく、一時的に収入が途切れても投資を続けるための資金というWATANKOさんの指摘は間違っていないと思います。

仮にいつ復帰できるかわからない失業とか、闘病生活ということになれば、他に収入源がない限りは当分の間投資はおやすみということにすると思います。そしていよいよ足りないとなれば老後のためといえども、損失が出ていようとも、否応無しに投信を解約することになるでしょう。


生活防衛のための予算は持ってませんが、現金比率は高め

僕はいろいろと検討した結果『生活防衛』を目的とした予算枠は取らないことにしています。といってもキャッシュをほとんど持たないということではなく、むいしろかなり割合としては多めに持っています。

理由を説明すると長くなりますので、吊ら男さんのブログ記事へのリンクを載せておきます。

生活防衛資金の位置づけや取り扱いは、意外と難しいぞ

この件については以前記事にした事もあるのですが、恥ずかしいのでリンクは載せません。(黒歴史)

要は『生活防衛資金』という器を用意してシステマチックに管理しようとすると矛盾が生じるので、お金はお金として扱いたいということです。

生活防衛といった用途を限定するようなことはしておらず、突発的な出費に使ってもいいし、相場が急落した時には投資に回してもいい。収入が途切れたら取り崩して生活費に当てても良い、あらゆる支出への準備金といった感じです。名前は特にありませんが、『貯蓄』が適当な気がします。

毎月の余剰金(収入−支出)のうち、一部を積み立て投資へ(引退資金)、一部を金額の決まった用途のための積立金へ、残りをすべて『貯蓄』へ入れることになります。ですから基本的には毎月増えていくのですが、大きな買い物をしたりすると減る事もあります。ここはあまり細かく考えると管理不能になりますので大雑把にやってます。

で、一応使い込みを避けるためと、投資の状況で赤くなったり青くなったりしないために残高に安心ラインを決めています。これが手取り月収の6ヵ月分として、これを下回ったら投資は休止して回復に専念させるというルールです。

月収の6ヵ月分とした根拠は特にありません、何となくです。支出を基準にしても良かったのですが、案外変動があるものでなかなか算出が面倒だったので、変動の少ない月収を基準としました。


とまあこのような感じでやっております。僕はかなり収入が低いために結構いっぱいいっぱいでやってますので、あまりリスクをとることができずこのように大きなキャッシュポジションを取らないと、何かあった際に簡単に破綻してしまいます。

似たような境遇の方にとって多少の参考になれば幸いです。
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