2018/10/29

『エナフン流株式投資術』読みました。やはり銘柄選択は他人に任せたい

資産形成家のいぬデックスです。

個人的には(過去にうまくいかなかったこともあり)もはや株式投資で大きく増やそうとは思っておらず、インデックス投資に注力している身ですが、それでも株式投資がどういうものなのかくらいは勉強したいと思っています。

読みやすくわかりやすいと評判の連載が本になったとのことで早速購入し読みました。



読みやすい入門書

本書では『つ・な・げ・よ・う投資』と名付けて、キーワードごとに自身の投資術について、具体例を出しつつ紹介してくれています。僕としては「な」「げ」「う」の部分が特に役に立ったと感じました。

どういった要因で株価が変動していくかを分かりやすく教えてくれるという点で、とても良かったと思います。

もちろん既に知っている(と思っている)こともあり、言葉にならなかったものがはっきり表現されていてスッキリしたというようなことも含まれますが、やはりまとめて書いてあると理解もしやすくなります。文章が上手なのか、スイスイと読むことができて大変助かりました。

途中PERやPBR、EPSなどと株式投資では必須の略語が出てきて少し混乱しますが(どうも似たような文字の連続が苦手なようです)、そこさえ真面目に勉強すれば何を言っているか理解するのはそれほど難しくはないでしょう。

どういった点に注目するかということについてもしっかり書かれていますので、読んですぐに自分でもやってみようと思えばできるようになっています。

と同時に、過去の自分には何が足りなかったのかということもわかってしまいました。企業研究なんてほとんどしたことなかったですからね。なんとなくのイメージで企業そのものにお金を賭けてしまっていたわけです。たまたまリーマン・ショック直後にランダムで選んだ(知ってる名前の)株を買ったら値上がりした、それだけの成功体験です。

ついでに言うと、僕はビジネスパーソンではなく一介の労働者ですのでビジネス知識は皆無に近いです。なかなか真似しようと思っても元の素養が足りないのも痛感しました。


やっぱりインデックスでいいや

さてこの本、サラッととんでもないことが書いてあります。

「100万円/月を年率20%で運用した場合」というキャプション付きで、貯金した場合との比較のグラフが載っているのです。たまげました。

インデックス投資のことをご存知の方ならわかるとおもいますが、株式の長期的なリターンは年率5〜7%くらいです。20%という数字は相当上手くいった場合の話です。著者は自身が実現できたからこそ書いていると思いますが、不可能ではないにしてもこのグラフを信用するとえらい目にあうことは間違い無いでしょう。

ましてや僕は研究に情熱を燃やすことのできない怠惰な無能です。本に書いてあることを真似してやってみたところで、銘柄選択やタイミングをうまく捉えて大きく伸びる株を選ぶことは不可能に近いでしょう。自分には市場の構成銘柄をまとめて買って失敗しにくい投資法が合っています。

ということが自分を分析してわかったということがこの本を読んだ収穫のうちで最も大きなものかもしれません。

しかし、練習くらいはしておこうと思います。株式投資の素養があるか無いかによって、見える景色が変わってくるはず。知っている人だけが見つけられるものがあるかもしれないという希望だけは持っておきたいという小物の考えですが・・・。


タネ銭がないと始まらない

ところでインデックス投資と共通することもこの本には書いてあります。

「まずタネ銭を作ることから」この部分はどんな投資入門書でも共通しています。しっかり働く、とにかく節約する、そうして作った資金で投資をする。20年後にはそれをしなかった人よりは大きな果実を得ることができるでしょうということです。

この本の著者は3年あまりで2000万円を作り、そのうち三分の一を投資に回したそうです。その節約力たるや普通の人では到底及ばないものがありますが、貧乏人の僕とやっていることは同じです。

真似できそうなところは見習い、自分にできる方法で実践するというのが失敗しにくい資産形成の方法ではないでしょうか。

つまらない結論になってしまいましたが、僕としては大変役に立つ良い本に出会えたと思っています。知り得た知識を活用する機会はないかもしれませんが、将来書くブログのネタくらいにはなるでしょう。
関連記事

応援よろしくお願いいたします。こちらから他の方のブログも見ることができます
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 株ブログ 積立投資へ

コメント

非公開コメント