2018/10/16

ど真ん中直球だったeMAXIS Slimの新商品

ついに理想のファンドが出てしまいました。もちろんeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のことですよ。名前が長すぎる上に見分けがつきにくいのだけが問題ですが、それ以外に特に不満はありません。

出る前はそんなわざわざMSCI JAPAN指数のマザーファンドなんて作らなくていいからTOPIXを組み合わせて手っ取り早く作っちゃってよ、と思っていたのですが、実際に出てしまうともうTOPIXを混ぜたなんちゃって指数ではダメのような気がしてくるから不思議です。これがど真ん中を狙うという言葉の意味だったんですね。たまげました。

まあ先んじてステートストリートが出していたんですが、コスト競争力が低いことから全く見向きもされていなかったというのが厳しい現実です。

しかし三強の一角が最低水準で出してきたとなると、今後後追いで出してくる競合他社は、TOPIXを使ったなんちゃって指数では投資家の印象という点で勝ち目はありませんからね。

ニッセイやたわらは、eMAXIS(三菱)より先にTOPIX込みの全世界株ファンドを出すべきだったのですがもうそのチャンスも失われてしまいました。

これにより国内株、先進国株、全海外株、全世界株とすべて揃えてしまったeMAXIS Slimは名実ともに日本のバンガードとなったと言えるでしょう。

以下はただの感想です。


MSCI JAPAN指数

MSCIの株式指数ですが、TOPIXと異なる点を挙げるとすればREITを含む時価総額比例ということが挙げられます。このうち流動性などを考慮して、時価総額で上位85%程度を占める321銘柄(うち8銘柄がREIT)が組み入れられています。→MSCI 指数ハンドブック

他国のインデックスにもREITは含まれていますので、ようやく全世界共通の基準で日本にも投資できるようになったということで、個人的にはとても喜ばしい。

まあREITがほんの少し組み入れられたからといってTOPIXと値動きが大きく異なるわけではないのですが・・・TOPIXにREITが含まれないことを理由に、REITを単独で組み入れようかと悩んでいた人にとっては、気にしなくて良くなるのは朗報ではないでしょうか。

小型株が入っていない事の影響はほとんどないと思います(今まで外国株でそんなこと気にしたことありますか?)が、気になるかたは楽天VTを買うと良いでしょう。これは個人の主義の問題ですからどちらが良いとは言えません。


注意点

個人的にはほぼ積み立てが決定しているのですが、いつから買い始めるかは検討の余地があると思います。

新規設定ファンドの運用上の問題はほとんどが設定直後のごく初期に起きていることから、発売初日の買い付けや休日をまたいだ日を避けるべきかと思います。興奮して買い急ぐと自分だけ損を被ることにもなりかねません。

慎重を期すならば、半年程度は資金の流入具合や運用の安定度(競合ファンドとのリターン比較)を吟味してからでも遅くはないと思います。良い商品でも売れなければ資金を投じるの価値がないかもしれません。

日本に相当するマザーファンドが新規設定、且つ他に使い道がなさそうな件についてですが、組み入れる割合も低いことからそれほど大きな問題になることはないと思われます。他のマザーファンドは十分に運用実績もあることから、当該ファンドの純資産が急激に伸びても影響は少ないでしょう。

(そもそも全世界株式というのはニッチなニーズですし先行者もいることからそんなに爆発的に売れたりはしないはず)


参考

三菱UFJ国際投信の運用能力はトップではないが低くもないといったところです。こちらもご覧ください。
インデックスファンドの運用能力を主要5社で比べると、ニッセイが案外良かった
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