2018/10/14

株式との相関が低かったJ-REITのインデックスファンドを比較

資産形成家のいぬデックスです。

今週(2018年10月9〜12日)はずいぶんと株価が下がりましたね。とはいえ僕の場合は保有額が少ないこともあって特にアクションを起こすこともなく週末を迎えました。

ところでこの数日間株式市場とはほとんど関係ない動きをしていたのがJ-REITです。(画像はSBI証券より引用)
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つみたてNISAでは長期投資に不向きとの烙印を押されてしまった(対象指数から除外)J-REITですが、まあこうやって株式との相関は低かったりしますので、分散投資の一要素としてはそれなりに価値があると思いますね。

REITは分配金をしっかり出すという条件付きで運営母体に法人税がかかりませんので、株式会社よりも税制上有利に運用することが可能です。要は分配金が多く出るはずということです。無分配のインデックスファンドならREITから出る分配金に対する課税を繰り延べできますので、保有している限りは源流から全て非課税状態というお得なアセットでもあります。

というわけでJ-REITに興味が出ましたのでインデックスファンドを見てみると、意外なことがわかり驚きました。


J-REITインデックスファンドの状況

さてJ-REITですがつみたてNISAの対象から外れたためにコスト競争もあまり進んでおらず、純資産も横ばいといった状況になっています。

標準的な信託報酬は0.27%といったところで、りそなのSmart-iのみ0.17%と格段に安くなっていますが、ニッセイはこれに対抗値下げしていません。eMAXIS(無印)やSMTシリーズ、野村Funds-iといった大御所投信もまだまだ現役です。

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このなかでたわらJ-REITだけがなぜか目に見えて純資産を伸ばし続けています。SBI証券の人気ランキングでは低位に沈んでいますのでiDeCo経由でしょうか?


リターンを比較すると意外な事実が

同じ指数に連動するファンドを比べる時はリターンを見れば良い、ということで、信託報酬(運用管理費用)のことはとりあえず置いといてリターンを見てみます。3年リターンがないものも多いのですがわかっている範囲で比較します。

今回は信託報酬を控除せずファンドそのもののリターンを比較しています。

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これは割とはっきり出ましたね。野村が有利です。意外!

ニッセイたわら比で年率で0.162ポイント、りそな比で0.2484ポイントの報酬差をひっくり返す好成績を収めています。野村には劣りますが、eMAXISやSMTもそれに準ずる好成績。ニッセイは全ての期間において最下位です。勝負ありましたね。

予想を裏切って、一世代前のコスト水準の投信が軒並みリターンが高いという結果が出てしまいました。同じくらい大手のはずのたわら(アセマネone)の立場は・・・とはいえ、同じ信託報酬のニッセイや、より低コストのはずのSmart-i(りそなAM)よりは好成績なのでギリギリ面目を保っています。


J-REITインデックス投信のベストバイは?

もうこれは簡単ですね、野村Funds-iを買いましょう。現時点で最強のJ-REIT投信です。

ただし、今後の値下げの希望は全くありませんので、値下げが期待できそうなたわらを積み立てておくのも良い考えだと思います。コストダウンが実現すれば運用能力差をひっくり返すことも可能でしょう。流入が続いているのも強みです。他の投信は流出傾向です。

しかし将来的にはeMAXIS Slimが登場しそうな気もしますので、そうなるとたわらに勝ち目はないでしょう(といってもわずかな差ですが・・・)

成績重視なら『野村』、将来性も含めてほどほどを狙うなら『たわら』ということにします。


おわりに

単体ではつみたてNISAで買えませんので、組み入れられたバランスファンドでの購入か、もしくはつみたてNISAを使い切った上での投資先としては良いかもしれません。

僕はつみたてNISAの口座をSBI証券で開いていますので、楽天ポイントによる投資をこれに割り当てることを検討しています。

ところで株式が急落した時に下がらなかったということは、別の機会に下がる可能性があるということでもありますし、景気が悪くなれば株式もREITも関係なく下がりますから、いっときの値動きの特徴だけに惑わされないように注意したいところです。根本的なリスクの管理法はやはりキャッシュや債券を十分に確保することだと思います。
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