2018/09/03

今年積み立て投資を始めて下落を経験できた人はラッキーだ

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今年からつみたてNISAが始まり、これを機に積み立て投資(資産形成)を始められた方もいらっしゃるかと思いますが、さっそく2月〜3月にかけての下落で驚いて、失敗したと後悔したり、あるいは撤退してしまったという人もいるのではないかと思います。

しかしここで一旦退場してしまったとしても、積み立てのごく初期にこのような下落を経験できたということは、その後の投資人生において大きな財産となるはずですから、それほどがっかりするほどのこともないと思います。これに懲りずにまた参入することをお勧めします。(責任は持ちませんが)


下落しても積み立てて安値を拾える

こちらはeMAXIS 全世界株式(日本除く)の年初来推移ですが、ご覧の通り大きく下げた後は上がったり下がったりを繰り返しつつほぼ元に戻ってしまいました。米ドル建てでみますといまだに低迷していますので円安の影響が大きいとは思いますが、結果的には絶好の買い場だったということになります。

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まあ、これは結果論ですからたまたますぐに値を戻しただけのことかもしれませんので、一度や二度の経験を元に後出しでドヤ顔をするようなことではないかもしれません。しかし、投信の基準価額は配当込みのトータルリターンですから、適切に分散できているファンドであればいずれプラ転する可能性はかなり高いと言えると思います。

また最近始めた場合は下落の影響を強く受けますが、それ以前から投資していてそこそこ積み上がっている場合、このくらいの下げではそれほど影響を受けないほど含み益がある(ちょっと下がったな、程度)ので、やはり続けている人はそれだけリスク耐性が上がるといえるかもしれません。


このくらいの下落はしばしば起きている

では次のグラフ。こちらは先ほどのeMAXIS 全世界株式(日本除く)のチャートを3年間に広げたものです。

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さきほどは「絶好の買い場だった」などと表現しましたが、こうして見ると大きい下落だと思ったのは、なんだかそれほどでもないなっていう感じに見えます。画像を用意し忘れて面倒なのでご自身で確認していただきたいのですが、期間を5年にするとさらに「この程度」感が増すと思います。

運用期間の長い海外のインデックスファンドのチャートを見ますと、世界の終わりかと思われたリーマン・ショックもほんの少し凹んだなーくらいになりますからすごいものです。

今年の下落にしても、長い目で見てみますとこのくらいの下落は、わりとしょっちゅう起きているということがわかってきます。今回の下落も、10年後くらいに振り返ってみれば、チャートがちょっと凹んでるな、もしくはボックス相場だったな程度の感想になるかもしれません。

ちなみに僕が一旦退場した2016年の下落は、このグラフでいうとちょうど左より三分の一くらいのところです。大したことないですよね。

それでも自身が背負える以上の金額を短期間に投入してしまったために、恐怖に耐えきれずそこそこの額の損失を確定させる結果となってしまいました。投入する金額のコントロールは大切です。特に負債を抱えている場合は返済を優先した方がいいですよ。おっと、また横道に逸れてしまいました。

こちらの記事から引用しますと、「正規分布であれば、S&P500 が4.86%変動するのは6900年に1回ですが、1950~2016年に50回も起きています。」とのことです。
参考記事:S&P 500 はファットテールだった - HYIP de orz
世界で最も安定している米国株ですらこの有様ですから、日本をはじめ諸外国の株式市場も同じような傾向があると思います。

ということは、年初の下落で驚いて一旦撤退してしまった=買い時を逃したとしても、いずれまた次の機会が訪れるということでもあります。失敗したと思っても、今後失敗しないための教訓となったのならば、将来的な大きなリターンの原資ですから大変有益な経験をしたと考えれば良いと思います。

こうやって下落を乗り越えることで人は学び、強くなっていくのかなぁと思います。強い人だけが継続できるわけですが、生き残れた人はさらに強くなっていくのかもしれません。
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