2018/08/26

ニッセイAMの全世界株式ファンド参入を期待したい

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ポートフォリオに新興国株を含むかどうかは常に議論の的ですが、広く分散されたインデックスファンドという商品として、全世界株式(あるいは全海外株式)というのは十分に存在価値のあるものだと思っています。

しかし今のところそれほど大きなムーブメントにはなっておらず、個人的には少し残念に思っています。先行者たちが成功することでこの手の商品が増えて、商売になることがわかれば他社も参入してくれるのではないかと期待しています。

たとえばニッセイ・アセットマネジメントとか・・・ フフフ( ̄▽ ̄)


広いカバー範囲を将来にわたって保証してくれる全世界株式

個人的な感想になりますが、先進国に限定せず、現在投資可能な国全てを網羅しているというのはなかなかアピール度が高いです。(あまりに危険度の高いフロンティアマーケットは含まず)

今後新興国経済が成長するにつれて、世界の株式市場における新興国株式のシェアが増える(=先進国のシェアが減る)ことはかなり確実と言え、そうなったときにも世界の大半をカバーすることが保証されているのは心強いです。

ものによっては日本も含みますので、まさに一本で全世界に投資できるのはたいへん魅力的だと思います。


需要は頭打ちになっている

この手の商品として先鞭をつけた『eMAXIS 全世界株式』はネットでの投票の結果発売に至りましたが、その後登場した『三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式』(長い…)は先進国株式をラインナップせず、当時の先進国株式ファンドに匹敵する低コストでリリースしたことで注目を集めました。

さらにつみたてNISAを見据えて設定された『野村つみたて海外株投信』については、なんと通常ラインナップされるはずの先進国・新興国の単品ファンドを出さずにこれ一本でという、まさにつみたてNISAに最適の商品として、これまた当時の先進国株式をしのぐ低コストで登場して度肝を抜きました。

時を同じくして海外ETFを利用した楽天VTや、SBI全世界株(旧称:EXEつみたてグローバルなんちゃら)といったものも登場し、コストが劇的に下がりました。楽天VTの成功を見たのか、eMAXIS Slimからもついに全世界(除く日本)が登場するに至り、現在はやや落ち着いた状態となっています。eMAXIS Slim全世界の純資産があまり伸びないことから、供給過多であることが明らかです。


コスト競争こそが人気復活への道

あまり人気がない理由としては新興国投資への警戒感というのが強いと思いますが、もう一つはコストが比較的高いということにあると思います。現在最安値のeMAXIS Slimにしても、先進国と新興国を同じ割合で組み合わせた自作全海外より高くなっていますが、これでは売れません。

先述の『三井住友全海外』にしても『野村外国株』にしても、登場した当初かなり順調に純資産を伸ばしたのは、先進国株式ファンドに匹敵する低コストだったからというのが大きいです。「だったら新興国が含まれていてもいいか」というわけです。結局のところはコストが全てです。

しかし今の所、純資産の伸びが今一つであることから、積極的にコスト攻勢をかける業者がいません。eMAXIS Slimは自ら攻撃を仕掛けることはしませんから、挑戦者が必要です。楽天についてはETF代理購入ファンドであることからこれ以上の値下げは難しいでしょう。

そこで、空気を読まないニッセイの出番です。先だってマザーファンドを新設してまで、新興国株を出してきましたから、次の一手として準備は整っているはずです。

ニッセイも永久に先進国株式ファンドを値下げし続けることは不可能ですし、新興国株の純資産は伸び悩んでいますから、これを加速するためにも抱き合わせで新興国を買ってもらうファンドの組成は不可欠です。日本を含んでも含まなくても、両方出してもいいでしょう。

ライバルの登場により値下げチキンレースが勃発し、運用管理費用(信託報酬)が先進国と遜色なくなった時、全世界(全海外)株式がまた輝きを放ちはじめるはずです。


とりあえずeMAXIS Slimを積み立てて待ってます

山崎元さんが某所のブロガーミーティングで「ニッセイをけしかけてコスト競争させればeMAXISが安くなる」と言ったそうですが、まさにこのおこぼれにあずかろうという作戦です(笑)。

そうでなくても僕は面倒臭がりなので、現時点でも十分に魅力的ですから、コストは下がれば下がるだけ儲けものというわけです。

商売になるとわかれば後追いで渋々たわらが全世界株を出してくるかもしれません。これにも期待しています。いずれにせよ魅力的な商品が増えることで需要が励起されるはずですので、各社には頑張って競争していただきたいものです。
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