2018/08/14

インデックス投資は必ず儲かる投資法ではない

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こんな記事を読みまして、共感しましたので紹介します。
株式インデックス投資をする前に覚悟しておくべきリスクの話 - ゆとりずむ
こちらの記事、結論が素晴らしいのでぜひ読んでいただきたいのですが、それはともかくとして、投資の話です。

記事中では
  • 株式インデックスは50%下落することがある
  • 株式インデックスは5年間含み損を抱えることがある
と指摘しています。

株式インデックスファンドは、株式そのもので損する可能性も十分にあるということですね。これは忘れてはいけないと思います。僕も始めたての頃はこれがわからず、下落の際に大きな失敗を犯しました。

なんとなくインデックスファンドだと安心というような風潮というか共通認識が形成されつつあるのですが、必ず勝てる投資法ではないということは強く言っておきたいです。


身もふたもない話

インデックス投資がアクティブ投資に「勝つ」可能性は高いとしても、投資の成績がトータルでプラスになるかどうかは別です。

「インデックス投資は勝者のゲーム」の意味するところは「期待値はプラスなので、儲かるまでやめなければ、儲かります」という元も子もないことです。

下落時に損しない方法というものは存在せず、低迷期はやり過ごすことしかできないということを誰もはっきりと言わないのですが、これが無慈悲な事実です。

インデックス投資とは、景気の浮き沈みと運命を共にするだけの投資法である、ということを強く心に刻んでおく必要があると思います。


インデックス投資の真実

実を言うとインデックス投資が他の手法より優れている点は二つだけです。
  • 読み違えによって市場の動きより大きく損しないということ
  • コストが安いこと

他人を出し抜くことはできず、読みが当たった人には負け、下落に対抗するすべはなく回復するまでは耐えることしかできない。時間だけが武器の地道で退屈な投資です。インデックス投資を初めて知った人が抱いているほど簡単に儲かるようなものではありません。

下落時をどうやってやり過ごすかだけが肝の投資法と言っても良いと思います。


ドルコスト平均法の真実

ドルコスト平均法(定額積み立て)については色々見解があります。有利でも不利でもないとか、気休めであるとか、平均取得額を下げる効果的な方法であるとか、販売会社のセールストークだとか。

どれも事実ですが、現実的に考えて、定期的な収入から安定して出せるのは同じ金額であるということで、そもそもドルコスト平均法しか選択肢がないので考えるだけ無駄です。ということで、積み立て投資と読み替えても大して違いはないと思います。

さて、ドルコスト平均法の利点を説明するのに「バブル崩壊やリーマンショック直前に投資を開始した場合でも、積み立て投資なら儲かっている」的なグラフが使われることがありますが、これはまさに「暴落直前に始めたから」こそ利益が出ているだけだということも気付きにくいトリックです。

これが20年積み立ててきてのバブル崩壊なら、ドルコスト平均法は無力です。すでに積み上がった金額に対する追加投入の割合が小さいので焼け石に水です。ましてやリタイア後ならどうでしょうか。最終的には景気の浮き沈みと運命を共にするしかないのです。(リーマン・ショックの時は5年かかりましたね)

ただしこのトリックも、積み立て初期に大きな下落があったとしても後悔する必要はない、つまり積み立て投資はいつ始めても良いということを示しています。ということで、積み立て投資(ドルコスト平均法)は、積み立て初期の下落に対する気休めにはなると言えると思います。

先ほど述べたように、インデックス投資は下落時をどうやってやり過ごすかが最も重要ですので、そういったときの気休めというのは非常に大きな助けになると思います。有利でも不利でもないなら、気が楽な方が得です。


最終的に「勝つ」ために

やはり時間を味方につけることだと思います。早く始めるほど有利です。いつ始めても長期的にはほとんど関係がないということは文中でも述べている通りです。

後悔のない程度にとどめておくことも重要だと思います。やめてしまったらおしまいです。

下落が来た時、うまくやった一部の人以外は自分よりもっと負けています

全てを預貯金で積み上げていった場合と比べて、少しでも良い結果が得られたら良しとすべきでしょう。それが「勝ち」です。
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