2018/06/18

節約・倹約の目的とは投資元本を確保することだけではない

Vanguardのニュースレターに繰り返し書いてあった言葉に「よく倹約し、より多く投資をしましょう」的なものがあるのですが、まさに資産形成についてこれ以上単純で的を射た言葉はないかもしれません。

まあ、半分は自社の商品をより多く買っていただくためのセールストークということを差し引いても、良いスローガンです。

とはいえ、倹約(節約)とはべつによりたくさんのお金を残すためだけにするものではないということも、頭の片隅に置いておくべきでしょう。


倹約とは生活のランニングコストのダイエット

もしこれから資産形成を始めよう、インデックス投資を始めようという人ならば、まず最初のステップは月々の収支をプラスにすることです。プラスになった分が投資に回せる額になるわけです。

そのためには無駄な出費を省いて月々にかかる支出を圧縮するのが最も効果的です。これが倹約ですよね。無駄を省くだけでなく、身の丈にあった生活レベルを見つけ出すというのも重要になってきます。

実を言うとこの、生活レベルを見つけるというのが後々にも影響してくる大事な要素なんです。


『足るを知る』ということ

現役中は毎月まとまった額の収入がありますから、収入が増えた分そのまま出費を増やしてもそれほど問題も起きずに過ごすことができますが、引退後となると(ふつうは)収入も減りますからそうも言ってられなくなります。

一度上げてしまった生活レベルは急に下げることは難しいものです。そうするとあっという間に貯蓄を食いつぶしてしまうことにもなりかねません。

身の丈にあった生活レベルを現役中から身につけておければ、そのような憂き目に会う可能性は少なくなるはずです。ランニングコストが減るということは、引退後に定期的に取り崩す金額も減るということになるからです。

倹約は投資の元本を確保するための手段というだけでなく、そうやって積み上げた資産の寿命を劇的に長くする秘訣でもあるというお話でした。

もちろん、現役中に人生を楽しむこともとても大切ですから、何が何でも倹約、倹約で利益の最大化を目指すよりも、必要と思われる額を確保しつつ、息抜きやお楽しみもできる程度の予算と貯蓄計画を立てることをお勧めします。
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