2018/08/19

投資の現実離れの勧め・・・

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2016年の下落で一回退場して以来、インデックスファンド(いわゆるオープン投資信託・以下投信と省略)による資産形成に絞りましたので、現在は個別銘柄もETFも一切保有していません。

というのも「投資家」というよりは「資産形成家」である自分にはやはり使い勝手の面で劣るという結論が出たからです。

端的に言えば、投信は実生活にほとんど影響を及ぼしてこないという点が優れています。つまり(ほぼ)完全に忘れて暮らすことが可能なまま資産形成ができるということです。

ということで、投信が優れている点をいくつか挙げてみようと思います。

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2018/08/17

ポートフォリオを他人に丸投げすることへの懸念

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GPIFの資産配分に追従するバランスファンドなる商品が現れました。

よく言えば「面白い」「意欲的」、悪く言えば「キワモノ」「無責任」の個性派商品です。

あったらいいなと冗談で言うことはあっても、実際に出てしまうとなんとなくばつの悪い感じになってしまいますが、案外好意的に受け止められているみたいですね。(実際に買うかどうかは別としてということのようですが)

よく考えたらすごいです。資産運用会社が、他人の決めたものを丸パクリして採用するのがコンセプトの商品(悪く言えば)を出すということです。発想はユニークですね。コロンブスの卵的です。

このような商品を待ち望んでいた人がいたとしても不思議ではありません。投資家、運用会社ともに他人が決めたことに追従するだけですから、すべての責任をGPIFに押し付けることが可能ですからね。

個人的にはこのような商品があっても良いと思います。独自性(?)で勝負すれば今まで引っかからなかった人のニーズにマッチする可能性がありますからね。

まあそれはともかくとして、好意的な理由がどうやら「GPIFなら間違いのない選択をしてくれるだろう」「年金と同じならいいだろう」「今の配分がちょうど良い感じだから」というような期待があるようなのですが、僕としてはまさにそこが心配で他人にも勧められないなと感じています。

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2018/08/15

貧乏人は非課税口座に安全資産も組み込むべし

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前にも述べたことがありますが、僕はかなり貧乏です。収入が少ないので余裕資金もごくわずか。

iDeCoに回す月2.3万を差し引くと、将来に回せる金額(安全資産と、リスク資産含めて)は一万円くらいしかありません。うーん、少ない。

もう少し収入の多い世帯でも、iDeCoの満額2.3万、つみたてNISAの満額3.3万の合計5.6万円を毎月貯めていくのは、なかなか難しいという場合もあるのではないでしょうか。
※余談ですが、iDeCoとつみたてNISAを20年間満額積み立てると、元本だけで合計1344万ですから普通に考えてひと財産築ける計算になります

こちらの記事によりますと、月々の貯金額の最頻値は1~5万程度らしいです。
余剰金で投資する!と言う本来の意味を考える(投資用に1万円を確保するのは意外と壁が高い) - ずずず のんびり日記

毎月の(貯金を含めた)余剰金が5万に満たないということは、そのまますっぽり非課税口座に収まってしまうということです。

そうなると多くの人にとって「非課税口座には期待リターンの大きいものを、それ以外で安全な(=リターンが低い)ものを配置」というセオリーはベストとは言いきれなくなってきます。一般論としてのベストな選択肢を選べる状況にないと言い換えることもできるかと思います。

あえて、ベストではない選択をするほうが管理がしやすくなり非課税メリットも最大限活用できるようになるかもしれません。ベターな選択肢を提案してみます。

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2018/08/14

インデックス投資は必ず儲かる投資法ではない

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こんな記事を読みまして、共感しましたので紹介します。
株式インデックス投資をする前に覚悟しておくべきリスクの話 - ゆとりずむ
こちらの記事、結論が素晴らしいのでぜひ読んでいただきたいのですが、それはともかくとして、投資の話です。

記事中では
  • 株式インデックスは50%下落することがある
  • 株式インデックスは5年間含み損を抱えることがある
と指摘しています。

株式インデックスファンドは、株式そのもので損する可能性も十分にあるということですね。これは忘れてはいけないと思います。僕も始めたての頃はこれがわからず、下落の際に大きな失敗を犯しました。

なんとなくインデックスファンドだと安心というような風潮というか共通認識が形成されつつあるのですが、必ず勝てる投資法ではないということは強く言っておきたいです。

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2018/08/13

入門としては首をひねる『チャールズ・エリスのインデックス投資入門』

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バートン・マルキール氏と並んでインデックス投資の伝道師であるチャールズ・エリス氏の著書です。

入門と書いてありますが、原題は『Index Revolution』です。さすがに『インデックス革命』ではなんのことかわからないので変更になったのでしょう。


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2018/08/11

リスク資産部分だけを比較する愚行…大切なのはトータルバランス

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これは『eMAXIS 先進国株式』と『eMAXIS バランス(8資産均等)』の五年リターンを比較したグラフです。

ブログの記事などでこういうグラフで、株式ファンドとバランスファンドを比較して「株式の方が効率が良い」「バランスファンドはリスクは低いがリターンも低い」「だから株式のみで良い」というような結論を出してしまっているのを見かけますよね。

でもこの比較はほとんどの場合無意味です。

なぜなら普通、リスク資産以外にも持っているはずの安全資産が含まれていないからです。

リスク/リターンの比較は運用資産のトータルで見ないと役に立ちません。このグラフのような比較で役に立つのは、非課税口座の限られた枠に配分するなら何が最も効率が良いかという検討くらいです。

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2018/08/10

SBIのiDeCoに足りない商品はこれだ(独断)

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バリュートラスト(アウターガイさん)の速報で知りました。

SBI証券が個人型確定拠出年金(iDeCo)の商品ラインナップを整理へ

詳しくはリンク先で確認していただきたいのですが、要約するとSBI証券がラインナップを大幅に削減し、商品の数を35本におさめるということらしいです。廃止リストを見ると事実上存在価値のないものもありますが、かなり思い切った決断をしたと思われるものも含まれています。

しかし記事中にもありますが、35本の上限まで減らしたところで、さらに減らさないことには新しい商品を追加することができないのではないかと危惧しています。

SBI証券の現在のラインナップはやや散漫で、これと言った決め手に乏しく競争力に欠ける状態となっています。実際に松井証券やマネックス証券などの後発組に乗り換えた人もちらほら見かけます。

SBI証券のiDeCoが今後も競争力を維持するためにはどんな商品が必要か考えてみました。

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2018/08/09

他人の声に惑わされない強い心が欲しい

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世の中にはいろんな誘惑がありますね。とある事柄について情報を収集すれば絶賛する情報とひたすらこき下ろす情報の両方が出て来ますし、本当に満足している人はわざわざ声をあげたりしないものです(サイレントマジョリティ)

基本的にはアフィリエイト狙いのブロガーの褒める記事のほうが多いのでそこは割り引いて考えないといけなかったりします。

結局はネットが普及しても処理する情報が増えただけで、最終的には自己責任において決断しないといけないことには変わりがないというのは困ったもんですね。

インデックスファンドを使った投資もいろんなスタイルや主張があり、これもどれがいいんですかと言われても答えがないので自分で決めるしかありません。決めたことに対してあまり影響を受けない強い心が欲しいと願うこの頃です。

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2018/08/07

「運用成果の90%はアセットアロケーションで説明できる」が意味するものは・・・

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インデックス投資においてしばしば引用される、

「運用成果の90%(80%など諸説あり)はアセットアロケーションで説明できる」

という言葉。複数の研究結果もありそこそこ信用できる事実だと思います。

ただこれだけですとただの事実を述べただけですので、受け手によってどういう教訓とするかというのが重要になってきます。

そこにはインデックス投資の優位性に関するメッセージを見いだすことができると思います。

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2018/08/07

iDeCoの資産配分を変更します

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思うところがあり株式100%の運用を見直し、iDeCoと証券口座それぞれで独立したバランスポートフォリオを構築することにしました。

とはいえつみたてNISAで買ってしまったものは変更できませんので、今後積み立てるファンドのみ変更します。

これに伴い、(じつは)別で確保していた安全資産を生活防衛資金に組み入れます。(まだ足りない)

生活防衛資金の早期確保と、運用の手間の軽減が目的です。

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